迫真レポート　　ツアー・オブ・ジャパン必勝宣言！

　ほとばしる気合い、はじける闘志──。不屈の男ミヤタカがロードマンの熱き想いを2010年レースシーンで炸裂させる。
　今シーズン、エキップ・アサダから古巣チームブリヂストン・アンカーに復帰した清水都貴が掲げる３大目標はツアー・オブ・ジャパン、全日本ロード制覇、そしてジャパンカップの表彰台だ。その第一関門となるのが５月16日スタートのツアー・オブ・ジャパンで、ミヤタカは優勝の２文字だけを頭に叩き込み、全力でペダルを踏む。
　「今年は勝つ」。堂々の必勝宣言だ。
　難関富士山ステージを突破して勝負どころの伊豆ステージを爆走！　ミヤタカは2008パリ〜コレーズ（UCI１クラス）総合優勝の実力を日本のロードファンに見せつける。魂の走りで栄光のゴールを駆け抜ける。 

　Jサイクルツアー開幕！ 　第１回全日本実業団クリテリウムin熊谷
　畑中（シマノレーシング）、快走V 　残り２周で集団抜け出し、歓喜のゴール

　３月21日、全日本実業団自転車競技連盟（斧隆夫理事長）主催による2010年ジャパンサイクルツアー第１戦「第１回全日本実業団クリテリウムin熊谷」が埼玉県熊谷市の熊谷スポーツ文化公園で開催された。
　強風の影響で開催が危ぶまれたが、レースは事故もなくスケジュールどおりに進められ、TRは畑中勇介（シマノレーシング）が優勝、シリーズ戦のリーダージャージであるルビーレッドジャージに袖を通した。 

　ミニベロ特集　異形の誘惑　

　自由闊達で個性的。オシャレで機能性に富み、都市型ライフスタイルにすんなりはまる。自己主張のきいたフォルム、刺激的な車体デザインを持つミニベロは不思議な魅力がいっぱいだ──。
　本誌ではミニベロ特集「異形の誘惑」を編集するにあたり、アレックス・モールトン、OCMT5、BD-1、コロッサスの４モデルを新宿、神宮外苑の２ヵ所で試乗した。遊び心を刺激してやまないこれらの魅力モデルの乗り心地、走行性能、車体デザインの面白さ、街の風景とのマッチング具合などを検証してみた。

　シリーズ特集　街と人と自転車と……（11）
井の頭公園、神田川沿いを走った。

　杉並区、新宿区、豊島区、文京区、千代田区など東京の中心部を流れる神田川。水道橋に編集部があるので普段見慣れた川なのだが、そう言えば、この川はどこから流れてくるのだろう？　隅田川と合流することは知っていたが源流はどこなんだ？　疑問に思ったので調べてみたら井の頭公園だった。意外と近かったのだ。ということで今回の「シリーズ特集・街と人と自転車と…」は井の頭公園。神田川の源流を求めてレッツ、クルージング！