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第83回全日本自転車競技選手権大会ロード／第18回全日本選手権個人TTロードレース

メークドラマ。
劇的フィナーレが待ち受けていた東北頂上決戦。

　雨中の頂上決戦――。第83回全日本自転車競技選手権大会ロードレース・第18回全日本選手権個人タイムトライアルロードレース大会が6月27日から29日までの3日間、岩手県八幡平市の岩手山パノラマラインロードコースで開催された。
　注目の男子エリートロードレースは伏兵佐野淳哉（那須ブラーゼン）が200km超を逃走、別府史之（TREK FACTORY RACING）ら強力ライバルの追撃を振り切って悲願の初優勝。女子エリートはラスト3kmの上りで猛スパートした萩原麻由子（Wiggle Honda）が與那嶺恵理（サクソバンクFX証券）をかわして大逆転勝利、女王に返り咲いた。男子U23は徳田鍛造（鹿屋体大）が連覇を達成、弟優（同）と兄弟ワンツーフィニッシュを決めた。
　今年の全日本ロードはまさに筋書きのないドラマ。国内ロードレース史上に残る熱闘が展開された。

特集　夏に走る。

サイクリストのフィジカルコンディショニング

　いよいよ夏本番。レース活動やロングツーリングにめいっぱいチャレンジしようと考えているサイクリストは多いはずだ。
　しかし、日本の夏は高温・多湿。そんな中での運動は体力の消耗も激しく、熱中症対策は不可欠だ。また、肌や目にダメージを与える紫外線に対する備えも必要だ。
　本特集では、宇都宮ブリッツェン・テクニカルアドバイザーの栗村修氏とレースドクターの富和清訓氏に夏の自転車ライドを安全に楽しむためのイロハをレクチャーしていただいた。
　また、身体のコンディションをサポートするサプリメントや、快適なライディングを実現するウエア＆グッズなどオススメ商品も紹介したい。
　しっかり準備を整えて、元気に夏を走りきろう。

特報　快走する「ヤマハPAS」

乗り心地を徹底追求
ヤマハPAS、アシスト機能の進化ベースに快進撃
2014年は“PAS FOR FAMILY”

　充実の先進機能、多彩な製品ラインアップ。ヤマハの誇る電動アシスト自転車「PAS」が快走中だ。
　通勤・通学、ショッピング、子育てライフ、街中散策、ミニツーリングなどなど使い道、用途いろいろ。ヤマハPASの走行シーンは加速度的に広がりを見せている。
　今年はヤマハPAS誕生から20年＋１年目。記念すべき節目の年だ。PAS再加速元年を迎え、パワーアシスト機能もさらに磨きがかけられた。　
　自分スタイルでいこう。安心・快適にPASライフを楽しもう──。
「PAS FOR FAMILY」を打ち出した2014ヤマハPASの動向に注目したい。

第48回　JBCF 東日本ロードクラシック修善寺大会

鈴木譲、快心の勝利！
巻き起こった宇都宮ブリッツェン旋風

　第48回 JBCF 東日本ロードクラシック修善寺大会が７月６日、日本サイクルスポーツセンターの５kmサーキットコースで開催された。
　完走者13名のサバイバルレースを制したのは鈴木譲（宇都宮ブリッツェン）。およそ２年ぶりの勝利に歓喜した。