BICYCLE21 WEB

連載　シリーズ・峠

欧州プロロードＶ６の男が語った峠、
そして勝負の世界。
峠は乗り越えるためにある。市川雅敏　“昨日・今日・明日”（その１）

　“峠”は乗り越えるためにある──。
自転車乗りにとって峠へのチャレンジは苦しみ、いや無上の楽しみだろう。苦吟の彼方に見えてくる希望、一筋の光。峠の向こうに何がある、だ。
BICYCLE21では本号から「連載=シリーズ・峠」をスタートする。第１回はヨーロッパのプロロードマンとして日本人歴代最高の通算６勝を挙げた市川雅敏氏のロングインタビュー（その１）をお届けすることにした。
上り区間で日本人離れしたパワフルな走りを見せたマサ、市川氏。「連載＝シリーズ・峠」のトップバッターとして、これ以上の人選はないと考えた次第である。

レース・アーカイヴ

2014　激闘の軌跡X
日本列島を精鋭達は駆け抜けた。ロードレース・MTB・BMX・トラック競技・国体・インカレ・インターハイ

　激突、接戦、独走、大逆転――。
2014年もアスリート達の熱き闘いが列島各地で展開された。
勝者の歓喜、敗者の涙。屈強のサイクリストが繰り広げた筋書きのないドラマ。BICYCLE21は2014年も国内自転車競技に照準を合わせ、独自の報道体制を敷いて熱戦の模様を追跡、取材活動を展開した。誌面を繰りながら2014年国内レースシーンを振り返ってみたい。

永遠のマテリアル　クロモリ鋼

強靱にして弾性、振動吸収性に富む“鋼”の魅力に迫る。

より速く、より強く、より美しく―。
日本のクロモリバイクは世界のレースシーンに毅然として闘いを挑み続け、独自の存在感を示してきた。カーボン全盛の今もなお、営々と培ってきた日本のクロモリ・テクノロジーは色褪せることはなく、新たな発想・技術を注入することでさらなる輝きを放ち始めている。
伝統と新技術の融合によって創り出される新境地、機能美の世界。そこに息づくのはメイド・イン・ジャパンのプライドだ。
前号に引き続き、「永遠のマテリアル・クロモリ鋼」を特集した。