BICYCLE21 WEB

　LONG INTERVIEW

進化し続ける日本女子トライアスロン界のエース　上田藍

リオへの激走
ジョーゲンセンを倒す。バイク、ランで勝負する！

　努力できる才能──。日本女子トライアスロン界のエース・上田藍（シャクリー・グリーンタワー・稲毛インター）はそんな言葉がぴったりのアスリートだ。一歩、一歩着実に階段を上り続け、進化のトビラをこじ開けてきた同選手の成長は止まることを知らない。
　キュートな笑顔、穏やかな物腰に反比例するような超弩級の負けん気、勝負根性。折れることを知らないタフで粘り強い精神力。小柄で細身な外見からは想像できない強靱でしなやかな身体。それこそが上田の魅力であり、余人の及ばない天性の資質と言うべきだろう。
　2016リオデジャネイロオリンピック女子トライアスロンで金メダル奪取を狙う上田のトレーニングを追い、直撃インタビューした。

シリーズ企画：Cross over a Mountain PASS

峠探訪　ナビゲータ－：市川雅敏
サイクリストに人気の高い筑波山の定番コース　茨城県　不動峠

　BICYCLE21では次号の3月号から「シリーズ企画：峠探訪・Cross over a Mountain PASS」を連載していきます。メインナビゲーターは元プロロードマンの市川雅敏氏です。同氏は現役時代、欧州のプロロードレースで６勝した伝説的なレーサーであり、特に上り基調のコースで積極果敢な攻めの走り、先行勝負を展開して注目を集めたことは広く知られる通りです。
　本企画では市川氏がメインナビゲーターを務め、大小さまざまな峠を紹介していきます。サイクリストに名高い人気の峠、著名峠、定番峠、激坂峠、絶景峠、秘境峠などを順次走破し、読者の皆様に提示させていただきます。また、時にはスペシャルゲスト、一般サイクリストをまじえながら楽しく、読み応えのある記事をつくっていきたいと思います。ご期待下さい。
　今回はプレビュー版として茨城県の名峰・筑波山を走る不動峠を取り上げることにいたしました。

　緊急連載レポート

大注目！　自転車活用推進法案　PART2
自転車活用推進法案いよいよ国会提出へ
自転車政策のバックボーン構築をめざす自転車活用推進議員連盟

　自転車活用推進法案がいよいよ年明け早々の通常国会で提出される運びとなった。本誌では独自に入手した同法案の全文を掲載するとともに、法案のポイント、国会審議の行方などを占ってみた。　
　自転車活用推進法案は、日本の自転車政策、自転車の利活用を推し進める画期的な法律であり、その影響は自治体だけでなく、自転車に関係する業界全般に及ぶ。
　日本の自転車政策といえば、これまでは主として放置自転車対策のことを意味していたと言ってもいい。しかし、自転車活用推進法案が成立すれば、「対策」から「政策」の段階にステップアップすることができる。自転車が、さまざまな日本の難題を解決するカギになっていくのである。

　Run for Tomorrow2016

明日へ走れ。
“強くなれる”冬のトレーニング　Part-2

　冬を制する者は1年を制す。多くの選手や指導者がこう語ってきたように、シーズンオフである冬季のトレーニングでつくった“ベース”が、1年の調子や成績を左右するといっても過言ではない。
　前号から続く冬トレーニング特集。Part.2の今号は、本誌連載コラムでおなじみの市川雅敏氏、江崎孝徳氏の両氏に話をうかがった。
　さらに、日照時間の短さ、寒さや路面の凍結、積雪など、トレーニングを妨げる外的要因が多く存在する冬の必需品としてトレーニングライフを支えてくれる“ローラー台”も合わせて紹介する。

　短期連載企画

自転車通勤〈ジテツー〉のススメ　VOL.4

　みなさん、自転車通勤してますか!?　
ジテツーは満員電車やクルマの渋滞とは無縁で、シェイプアップもはかどります。そして何よりも、通勤トレーニング（通トレ）で自転車競技に強くなれるのです！　デメリットもあれど、自転車通勤のメリットは計り知れません。　さあ、シーズン問わず、自転車通勤を始めましょうー。
　今号は、“これがなくては始まらない”自転車本体を紹介。ジテツーにピッタリの自転車とは!?

　2016 オーダージャージ最前線

機能、素材、デザイン、カラーリングに注目！

　レースやイベント会場を華やかに彩るチームウエア。オーダージャージの製作が安価かつ気軽かつスピーディーにできるようになった昨今、レース会場ではさまざまなデザインのチームウエアに出会うことができる。チームウエアのデザインにはチームのコンセプトやポリシーが込められており、着用することでチームの連帯感・団結力を高める。特にチームスポーツの要素が強いサイクルロードレースには欠かせないアイテムだ。
　また、ウエアはレースのパフォーマンスにつながる重要な要素のひとつ。吸汗速乾性、通気性、軽量性、フィット性、動きやすさ、肌触りなど、さまざまな性能が個人のパフォーマンスに影響を与える。個人の結果がチームの成績にもつながることを考慮すれば、チームウエア選びがチームの成績を左右すると言っても過言ではないだろう。
　本特集では、これから始まる2016年のレースシーズンを視野に入れ、オーダーウエアの現在と各ブランドの注目製品を紹介する。進化するオーダーウエアに注目だ！