爆走列島。
2016年国内ロードレース展望

TOJ、全日本ロード、リオオリンピック……、注目の大一番が目白押し
 波高し、オリンピックイヤー。2016年国内ロードレースは1月、伊豆大島のアジア選手権で苦難のスタートを切った。3月のJプロツアー、5月のツアー・オブ・ジャパン、6月の全日本ロード、そして8月のリオデジャネイロオリンピック……。日本ロードレース戦線はどう動くのか、どのような闘いを展開していくのか。
 リオを闘った後、4年後の大一番、東京へ向かうオリンピックロード。それを踏まえれば、2016年が極めて重要な意味を持つ節目のシーズンであることは火を見るより明らかだ。
 日本自転車競技界は反転攻勢の道筋を切り開いていけるのか。飛躍を期したジャパン・ウェイを構築できるのか。伊豆大島決戦のごとく、アジアンパワーの後塵を拝しているようでは、世界の壁は厚く、高くなるばかりだ。

シリーズ企画:Cross over a Mountain PASS
峠探訪 ナビゲータ−:市川雅敏
筑波の“ベルギー”を駆け上がる、脚力アップをはかれる難コース
北条大池〜風返し峠〜湯袋峠〜元ユース(茨城県)
 現役時代に欧州プロロードレースで6勝を挙げた伝説のロードマン、市川雅敏氏がメインナビゲーターを務める峠探訪連載。不動峠、朝日峠と2号にわたって続いた茨城県・筑波山周辺の峠めぐりのトリを務めるのは風返し峠、湯袋峠、そして“筑波のベルギー”・元ユースホステルの激坂コース。これらの峠、急坂を駆け上がる往復約45kmのコース設定はさながらステージレースを彷彿とさせる。タフな上りを市川氏が駆け抜けました。
 こちらドクターカー  特別編
“熱意”と“助け合いの心”に感動!
魅力あるレースづくりに向けて大会関係者が一致団結
ツール・ド・ランカウイ2016に参加して 富和清訓
 ツール・ド・ランカウイ2016(UCI 2.HC)が2月24日から3月2日までの8日間、マレーシアで開催された。欧州プロチームや日本の愛三工業を含む22チームが参戦し、総合優勝はレイナルト・ヤンセファンレンズバーグ(南アフリカ、ディメンションデータ)が達成した。
 本誌では「こちらドクターカー」でお馴染みの富和清訓氏に同レースのレポートを依頼した。通常のレースレポートとは異なり、レースドクターの視点でとらえた独自のツール・ド・ランカウイ2016レポートは鋭くロードレースの方向性、あるべき姿を示唆しており、読み応え充分だ。
 以下はドクターカー・富和清訓氏の熱血レポートだ。

2016年大学自転車競技展望 出でよ、怪物。
燃える大学生アスリート。
東京オリンピックを視野に入れ、各種記録の更新は確実!?
 今年の大学自転車競技界は例年にも増して熱い。インカレ王者の鹿屋体大をはじめ、有力各校の実力は一段と底上げされ、トラック、ロードともにハイレベルな闘いが展開されていくことは間違いない。2020年東京オリンピックを視野に入れ、選手達の意識もかつてないほどに昂揚している。
 大学自転車競技界が最も重視し、勝利への執念を燃やすのは8月末のインカレ・全日本大学対抗選手権自転車競技大会で、そこをピークとして選手達は熾烈な闘いを繰り広げていく。
 鹿屋体大はインカレ4連覇を達成できるのか? 
 打倒鹿屋を果たすのはどの大学か? 
 記録を塗り替える怪物は出現するか? 
 世界へ飛び出すヒーロー、ヒロインは現れるのか? 
 インカレ展望を含め、有力各校の動向、選手情報をお届けしたい。

新連載 学生自転車競技80年回顧(その1) 
知られざる激動と発展の軌跡
日本学生自転車競技連盟理事長 松倉信裕
 日本学生自転車競技連盟は今年で80周年を迎えます。この機会に改めて学生自転車競技の歴史をレビューし、幾ばくかでも未来につながるヒントを考えるチャンスにできればと思います。
 第1回目の今回は戦前の昭和11年、日本学生自転車競技連盟が結成された時代に遡り、当時の時代状況と学生自転車競技の模様を振り返ってみました。

 自転車生活の強力サポーター!
安心・安全グッズガイド
 軽快車、スポーツバイクを問わず、自転車は便利・快適で楽しい乗り物だ。しかし、車両である自転車に乗ることは、日常生活に潜むさまざまな危険・リスクと遭遇する危険性がある。幸いにも、現在は安心・安全の助けとなるグッズがたくさんある。ここでは、ヘルメット、ライト、ロック(カギ)、リフレクター、スモールパーツなど自転車生活の心強いサポーターとなる安心・安全グッズを紹介しよう。




最新号コンテンツ
2016国内ロードレース展望
爆走列島。リオ、そして東京への道を
切り開くのはひたむきな闘争心だ!


Team UKYO
さらなる高みへ。
サムライスピリット掲げ、エンジン全開態勢
ブリヂストン・
アンカーサイクリングチーム

勝利へばく進。ミッションはTOJ、全日本ロード制覇とリオデジャネイロオリンピック出場
シリーズ企画 峠探訪−2−
北条大池〜風返し峠〜湯袋峠〜元ユース(茨城県)
筑波の“ベルギー”を駆け上がる、脚力アップをはかれる難コース

ナビゲーター:市川雅敏
市川雅敏、峠、トレーニングを語る 
軽いギヤでクルクル回すのは峠のトレーニングにはならない
峠をもっと楽しく・快適に!峠探訪グッズ PEARL iZUMi/GARNEAU/EARTH BLUE
こちらドクターカー 特別編
Le tour de LANGKAWI(ツール・ド・ランカウイ)2016 体験レポート
マレー半島を縦断する灼熱のステージレース。 魅力あるレースづくりに向けて大会関係者が一致団結
2016年大学自転車競技展望
出でよ、怪物。 2020東京オリンピック視野に入れ、各種記録の更新は確実!?
新連載 学生自転車競技80年回顧
知られざる激動と発展の軌跡
日本学生自転車競技連盟理事長 松倉信裕
ウエイブワン情報
自転車競技を頑張る学生チーム必見!
学生限定無料サービス
「スクールレーベル」4月1日より始動
仁義なき戦国バトル 
2016年国内ロードレース戦線
提言 自転車ニッポンへの道
日本の自転車政策、街づくりを考える。
問われるジャパン ウェイ

SPECIAL INTERVIEW
「風を切る気分って最高ですよ!」
桧家ホールディングス
代表取締役社長 近藤昭
特別座談会
自転車とICTの融合で何が起きるのか!?
新たなシェアサイクルシステムの構築に取り組む
ソフトバンク × リアライズ・モバイル・コミュニケーションズ × アーキエムズ
自転車生活の強力サポーター!
安心・安全グッズガイド
オージーケーカブト/シマノ/ダイアテック/ツクイ企画/大久保製作所/ ヨシオ/レグザードジャパン/DICプラスチック
連載・読み物・情報
  • 男なら勝負しろ 三浦恭資
  • 栗村修の自在フォーラム
  • ギヤチェンジ 平野龍
  • 欧州自転車事情 佐藤晴男
  • MASA通信 特選パーツ・用品レビュー 市川雅敏
  • 安曇野だより 大石一夫
  • スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ 高村精一監督に聞く
  • コムワン・こむつう・コムスリー 菊池津根徳
  • 七回転ひねり ケニー・ヤマザキ
  • MY BIKE, MY TRAINING 太郎田水桜さん
  • 輪上生活 佐藤 喬
  • イベント通信
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    • シクロクロス茨城シリーズ第1戦
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  • 個人・法人自転車に対応する日本初の自転車補償制度がスタート
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    シクルマーモット/サイクリストマツザワ
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    興津螺旋
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