BICYCLE21 WEB

　BICYCLE21 特別企画　電動アシスト自転車

“e”パワー全開！大ブレイクへ突き進む!?　電動アシスト自転車
“激戦必至”の2018年市場
シマノ、“黒船”バーファン、ボッシュが電動ユニットの三つ巴戦

　黒船来襲——。日本の電動アシスト自転車市場が風雲急を告げる事態に突入した。シマノの新型電動ユニット「ステップス」導入でeスポーツバイクの注目が高まる一方、欧州電動アシスト自転車市場でトップシェア争いを演じているバーファンとボッシュの２大電動ユニットメーカーが日本市場への本格参入を宣言したからだ。
　バーファン、ボッシュの攻勢にヤマハ、パナソニック、ブリヂストンの日本勢はどう立ち向かうのか。アシスト基準を楯にした守りの姿勢だけで電動アシスト自転車界の黒船、バーファン、ボッシュの攻めをかわすことは難しいはずだ。
　百花繚乱、“e”パワー全開のカオスの中で国内電動アシスト自転車市場の勢力図が激変する可能性も充分にある。

　ライト・リフレクター特集

夜道の危険を排除せよ！
サイクリストの安全性を高める[2018最新］ライト・リフレクターガイド

　寒い冬と言えども、ライドの機会は逃したくないのがサイクリストの性（さが）。レースで好結果を出すために、日々トレーニングに取り組む方ならなおさらだ。しかし、冬の夜の訪れは早い。夕暮れ時や日没後を走るケースも増えるだろう。
　そこで本特集では、夜道を照らし、周囲に存在を伝えるライト・リフレクター各社の最新モデル・イチ押しモデルを紹介する。安全安心をもたらすライト・リフレクターはサイクリストの必需品であり、こだわりたいグッズの１つ。本特集で使用用途にピッタリの合った製品を見つけよう！

　Special Discussion

特別座談会自転車政策の現状と目指すべき方向性を探る［後篇］自転車を利活用した“まちづくり”の必須課題、重要ポイントはここだ！
シェアサイクルの本格普及にはフィロソフィー、総合デザインが必要不可欠。

評論家　元名古屋大学総長参与片岡大造
NPO自転車活用推進研究会理事長小林成基
公益社団法人日本交通計画協会交通計画研究所企画室室長三浦清洋

　シェアサイクルには何が求められるているのか。シェアサイクルはどうデザインしていくべきか。公共交通のネットワークづくりの重要ポイントは何か。都市交通の中で自転車が果たすべき役割とは。シェアサイクルと駐輪場の連係。自転車走行空間の安全性はどのように担保すべきか——。
　2017年５月１日に施行された自転車活用推進法の誕生により、我が国の自転車政策は大きな転換点に立っている。前号に引き続き、片岡大造、小林成基、三浦清洋の３氏による特別座談会の模様を掲載することにした。論客の舌鋒は鋭く、今後の自転車行政の有り様に迫った。