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　2018年文部科学大臣杯・第74回全日本大学対抗選手権自転車競技大会

日大、総合連覇！
トラックで独走態勢を構築、ロードで加点

　2018年文部科学大臣杯・第74回全日本大学対抗選手権自転車競技大会（インカレ）トラック競技が８月17〜19日、静岡県伊豆市の伊豆ベロドロームで、ロードレースが９月１〜２日、長野県大町市美麻の公道周回特設コースで開催された。
　男子は地力に勝る日大がトラックレースで３勝して総合首位に立ち、ロードでも着実に加点して昨年に続き総合優勝を果たした。２位はチームスプリント、オムニアム、個人ロード優勝の明治。３位はスプリントとタンデムを制した早稲田。
　また、女子はトラック競技で強みを発揮した日体大が総合優勝を勝ち取った。２位は2ポイント差で鹿屋体大。３位は八戸学院大。

　2018インカレ　トラックレース

日大強し！　トラック競技を制覇「３冠・貝原を主軸にポイント奪取
明治、ワセダ健闘、首位日大を追撃

　４㎞インディヴィデュアルパーシュート、マディソン、４kmチームパーシュートを制して３冠を奪取した貝原涼太を主軸に安定した闘いを繰り広げた日大は、昨年に続くトラック総合優勝に輝いた。
　総合２位の明治はチームスプリント、オムニアムで気を吐き、総合３位の早稲田はタンデムとスプリントを制した。
　また、女子トラックの総合優勝は日体大が飾った。

　2018インカレ　ロードレース

ロードレース総合優勝は中央大明治大　野本空　V2
最終周回手前の必殺アタックで混戦に断！

　2018インカレのロードレースチャンピオンは、明治の誇る絶対的エース・野本空に決定した。道中、力を温存した同選手は最終周回に入る手前で渾身のアタックを繰り出し、そのまま１周・13.4kmを逃げ切った。２位は昨年の覇者・武山晃輔（日大）。３位は奥村十夢（中央大）。
　ロードレースの総合優勝争いはトータル22ポイントを獲得した中央大が21ポイントの日大を１ポイント上回り、頂点に立った。
　日大はロードレース総合で中央大の後塵を拝したが、トラック・ロードレースの総合成績は96ポイントで断然トップ。価値ある総合連覇を達成した。

　2018 Shimano “Suzuka” ROAD

１万人超のサイクリストが鈴鹿サーキットでロードレースを満喫！
第35回シマノ鈴鹿ロードレース／第35回シマノ鈴鹿ロードレースクラシック

　真夏のロードレースの祭典、シマノ鈴鹿ロードレースが８月18日、19日に鈴鹿サーキット（全長約5.8km）で開催された。本格派レーサーからレースに初めて参加するサイクリストまで、多様な種目・クラスが用意されている同レースを１万人超のサイクリストが快走し、ロードレースの醍醐味を満喫した。