BICYCLE21 WEB

　ロングインタビュー　熱きオリンピックへの想い！

ドリームシーカー代表　新田祐大
“2020TOKYO”でメダル奪取を誓う競輪界のエース

　2020年東京オリンピック──。アスリート、なかんずく世界を見据えた日本人選手ならば何が何でも参戦したい世紀の檜舞台だろう。日本競輪界のエース・新田祐大（ドリームシーカー代表）もまた“2020 TOKYO ”への想いは熱く、激しい。
　スタート直後にペダルが外れ、不完全燃焼の８位に終わった痛恨の2012年ロンドンオリンピックチームスプリント。新田はロンドンの無念を東京で晴らすべく、2020年伊豆決戦に自転車人生のすべてを捧げ切る覚悟だ。
　ダービー、オールスター、高松宮記念杯、競輪祭、全日本選抜など７度のＧ１ビッグレースを制した豪脚は、悲願のオリンピック表彰台へ向けて不退転の闘いに挑む！

　秋季ツーリング

秋風の箱根・芦ノ湖、天城、伊豆を走る。

　スポーツの秋、到来―。酷暑が続いた今夏を乗り越えた自転車乗りが気分一新、サイクリング・ツーリングに繰り出したくなる秋、紅葉の季節がやってきた。本誌が秋季ツーリングとして選択した走行コースは、秋に訪れたい観光地にして一大サイクリングスポットの箱根・芦ノ湖、そして伊豆半島。
　ライトツーリング、ヒルクライム＆ダウンヒル、観光、グルメを一挙に楽しめる、欲張りなロングライドコースを走った。

　第30回記念ツール・ド・のと400

海あり・山あり・グルメあり能登半島を１周する１年に１度のお祭りサイクリング。

　９月22日（土）〜24日（月・振休）、自然景観に恵まれ、起伏に富んだ石川県能登半島の海岸線を３日間で１周するサイクリングイベント「ツール・ド・のと400」が今年も盛大に行われた。能登半島の振興を目的とした同大会は、平成元年（1989年）に第１回大会を開催。第30回の記念大会となった今年は、約1000人のサイクリストが参加した。
　総距離417kmの「ツール・ド・のと400」は、走り応えたっぷり。あくまでも交通規則、大会規則を守りながら完走を目指すサイクリング大会だが、３日間とも設定時間内での走行が求められている。
　国内最長級の同大会で参加者を待つのは、能登半島の海や山、そして絶景。また、休憩ポイントのグルメ、地元のアットホームな応援やホスタビリティも人気だ。
　石川県自転車競技連盟の日高明広会長は「能登の名物大会は第30回という節目を迎えました。今年は石川県内全市町を通るコースになり、まさに県を挙げての大会になったと思います。来年からはよりパワーアップした大会を目指し、さまざまな施策を行っていきます。ご期待ください！」と、早くも来年への意気込みを見せていた。

　緊急特集

STOP!　自転車盗難

　毎年、全国各地でさまざまな自転車盗難事件が発生しており、SNSでは毎日のように被害報告が伝えられている。サイクリングやツーリングを楽しみたい、通勤・通学で自転車を日常的に活用したい、自転車で気軽に外出したい―。こういった自転車に乗るすべてのサイクリストにとって、自転車盗難は絶対に看過できない大きな脅威と言える。
　サイクリング・ツーリングなどの機会が増え、その分、自転車盗難のリスクも増える今秋、本特集では盗難被害を防ぐ注目製品を特集する。各社の最新ロック（鍵）はもちろん、アラーム・GPSデバイスなど最新の盗難対策グッズ、さらには警視庁発表のデータから見る自転車盗難の現況や実戦的自転車盗難対策、盗難後のサポートになる自転車盗難保険なども紹介。自転車盗難犯からサイクリストの愛車やパーツを守る！