「自転車活用推進計画」閣議決定で先進的サイクリング環境の整備に向け本格発進
市町村をまたぐモデルルート(基幹ルート)設定へ
世界に誇れるナショナルサイクルルートの創設も注力ポイント
 昨年6月に自転車活用推進計画が閣議決定され、自転車利用環境の整備を展開するベースが形成されたが、同計画の中で重要なポジションとして位置づけられているのが自転車通行空間の整備とサイクルツーリズムの推進だ。自転車活用推進本部は、このサイクルツーリズムを盛り上げていくための基盤となる先進的なサイクリング環境の構築、すなわちモデルルート(基幹ルート)の整備、さらには世界に誇れるナショナルサイクルルートの創設を進めていく。
 注目度高まるモデルルート、ナショナルサイクルルートの概要をお伝えしたい。

 2018-2019 UCIトラックワールドカップ
第5戦 1/18ー20 ニュージーランド・ケンブリッジ 新田(男子ケイリン)&梶原(女子オムニアム)、銅メダル!”
第6戦 1/24ー27 香港 男子チームスプリント日本チーム、銀メダル!
河端(男子ケイリン)&太田(女子ケイリン)共に銀メダル獲得!!
 1月18日~20日にかけて、ニュージーランド・ケンブリッジでUCIトラックワールドカップ第5戦(全6戦)が行われ、大会2日目の19日には女子オムニアムの梶原悠未と男子ケイリンの新田祐大がそれぞれ銅メダルを獲得した。
 UCIトラックワールドカップ第6戦は、1月24日~27日にかけて香港で行われた。同大会が2018–2019シーズンのワールドカップ全6戦の最終戦となった。
 大会2日目の25日、男子チームスプリント日本チームが銀メダルを獲得した。メンバーは雨谷一樹、新田祐大、深谷知広の3名。予選、1回戦をともに2番目のタイムで決勝へ進出し、決勝ではオーストラリアと対戦。わずかに届かず銀メダルとなった。決勝タイムは1位オーストラリア・43秒815、2位日本・44秒148。

 特報:トラック世界選
熱戦とアルカンシェルの行方をSPEEDチャンネルが生中継!!
UCIトラック世界選手権2019 2月27日〜3月3日、ポーランド・プルシュクフ
 2月27日〜3月3日、ポーランド・プルシュクフで「UCIトラック世界選手権2019」が開催される。全トラックレーサーの目標である金メダルとアルカンシェル=世界チャンピオンジャージを争う舞台となるのは、ポーランドの首都・ワルシャワ近郊のベロドローム“BGZアリーナ”だ。この1年に1度の大一番に向け、各国のトップ選手はコンディションづくりに余念がない。直近のワールドカップ第5戦・ニュージーランドと第6戦・香港をキャンセルする選手も多数おり、間違いなくベストコンディションで臨んでくるだろう。
 対する日本トラックチームはまだ代表選手団や出場メンバーが発表されていないが、前頁記事の通り、2019年に入ってからのアジア選、ワールドカップ第5戦・ニュージーランド、第6戦・香港ではメダルラッシュ。上昇機運で大舞台に挑む。世界選5日間の決戦をSPEEDチャンネルが生中継!。テレビの前で日本トラックチームを応援しよう!

特集 電動アシスト自転車の可能性を追う。
 風を切れ、“e”Sports Bike
健康志向背景に新たな需要層構築の幕開け
 加速する電動アシスト自転車!
 快調に進撃を続ける電気仕掛けの自転車がさらなる高みへ向けて全開態勢に突入した。絶好調の子乗せ自転車モデル、手堅い需要をキープする軽快車——。電動アシスト自転車の主力が日常ユースモデルであることは国内市場における不動の構図だが、昨年からジワジワとユーザー層を広げつつあるのがスポーツ系電動アシスト自転車、いわゆるe-スポーツバイクだ。
 自転車は生活の足、手軽で便利な日常の移動手段だが、同時に健康志向のスポーティーな乗り物としてのニーズも不変だ。欧州で火がついたe-スポーツバイクのムーブメントは、日本国内でもジワジワと活性化していきそうだ。


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「自転車活用推進計画」閣議決定。先進的 
サイクリング環境の整備に向け、本格発進
市町村をまたぐモデルルート設定へ
世界に誇れるナショナルサイクルルートの創設も注力ポイント
大注目! 太平洋岸自転車道。千葉、神奈川、静岡、愛知、三重、和歌山を結ぶ1400㎞のゴールデンルート
2020年夏の東京五輪までに統一感ある整備を推進
2018-2019 UCIトラックワールドカップ
1月18日〜20日 ニュージーランド・ケンブリッジ
1月24日〜27日 香港
第5戦 新田 男子ケイリン&梶原 女子オムニアム、銅メダル!
第6戦 男子チームスプリント、河端 男子ケイリン&太田 女子ケイリンが共に銀メダル獲得!!
アジア自転車競技選手権大会
1月9日〜13日 インドネシア・ジャカルタ
日本、メダルラッシュ!
第39回 アジア自転車競技選手権大会
第26回 アジア・ジュニア自転車競技選手権大会
第8回 アジア・パラサイクリング自転車競技選手権大会
特報 トラック世界選
2月27日〜3月3日、ポーランド・プルシュクフ
UCIトラック世界選手権2019
熱戦とアルカンシェルの行方をSPEEDチャンネルが生中継!!
BICYCLE CITY EXPO 2019
BICYCLE CITY EXPO 2019 自転車まちづくり博 
in 東京ドームシティ・プリズムホール
5月23日(木)、24日(金)開催。
未来志向の提案が満載
パナソニック サイクルテック情報
IoT化を推進し、電動アシスト自転車の普及に全力投球
パナソニック サイクルテック 野中新体制 発進!
第21回 ツール・ド・熊野
5月30日(木)〜6月2日(日)開催
入部、昨年の雪辱なるか!?
熊野山岳ステージ、太知半島周回ステージで
熾烈な闘い必至
特集:電動アシスト自転車の可能性を追う。
風を切れ、“e”Sports Bike
健康志向背景に、新たな需要層構築の幕開け

ヤマハ╱パナソニック サイクルテック╱シマノ╱ブリヂストンサイクル╱BAFANG╱ミヤタサイクル╱陽報╱GIANT╱フカヤ╱バンムーフ・ジャパン╱ジック╱プロト╱BESV╱GSジャパン╱あさひ╱帝都産業
有力ショップ紹介
じてんしゃ屋はすぬま、サイクルセンターすぎやま 萩中店、宮崎商会、サイクルショップすがぬま、クリーンウォーターファクトリー、LIGHT SERIES 自由が丘店
地方創生と自転車を利活用したまちづくり
今治市(愛媛県)
「自転車を活用したまちづくりを推進する全国市区町村長の会」を牽引
南さつま市(鹿児島県)
サイクリングを通じ、広域的な周遊観光を促す環境づくりを推進
石狩市(北海道)
多種多様なサイクリングコースを設定
Close-up
KINETIC ROCK&ROLL CONTROL T-6500(きゅうべえ)
愛車を“見守る”AlterLockサイクルガードサービス(ネクストスケープ)
3選手に聞く“LAKEシューズの魅力”(キルシュベルク)
Fumpa/miniFumpa(A-Trade)
連載・読み物・情報
  • 第33回 ツール・ド・八ヶ岳  4月14日(日)開催!
  • 新連載 自転車交通を考える。 亘理章
  • 大地の風 石塚裕也
  • 男なら勝負しろ 三浦恭資
  • 栗村修の自在フォーラム
  • コムワン・こむつう・コムスリー 菊池津根徳
  • 欧州自転車事情 佐藤晴男
  • 七回転ひねり ケニー・ヤマザキ
  • こちらドクターカー 富和清訓
  • スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ 高村精一監督に聞く
  • 安曇野だより 大石一夫
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  • メカニック魂 國本勝弘
  • バイシクルシティ・ニッポンを目指して 片岡大造
  • 晴走雨読 疋田智
  • ニッポンの自転車、ココが足りない 内海潤
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  • 編集後記、次号予告
  • 北陸路サイクリングコースガイド 小林徹夫