第33回ツール・ド・北海道
ザッカンティ(NIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネ)初制覇
初日にリーダージャージ奪取、そのまま首位キープ
 9月6日から8日の3日間、北海道を舞台とするステージレース第33回「ツール・ド・北海道(UCI 2.2)」が開催された。
 2年ぶりの開催となる今大会を制したのは、NIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネのフィリッポ・ザッカンティ。
 ポイント賞、山岳賞、チーム総合もNIPPOが勝ち取り、今大会唯一のプロコンチネンタルチームとしての強さを見せつけた。

特報 2019インカレ・全日本大学対抗選手権自転車競技大会
中央大 悲願の総合V(男子競技)
トラック5種目制覇し、ライバル校を圧倒
 大学自転車競技の頂点を争う2019年文部科学大臣杯第75回全日本大学対抗選手権自転車競技大会(インカレ・主催=日本学生自転車競技連盟)が8月24〜26日、長野県松本市の松本市美鈴湖自転車競技場(トラックレース)と9月1日、長野県大町市美麻公道周回特設コース(ロードレース)で開催された。
 注目の男子競技はトラックレースでライバル校を圧倒した中央大がロードレースで激しく追い上げた日大の追撃をかわし、初の総合優勝に輝いた。女子はトラック、ロードで安定した走りを見せた日体大が総合優勝を飾った。

 スマートシティ&モビリティ展望①
自転車県しずおか創生
─静岡県の自転車政策、スポーツサイクル普及の現況──
 静岡県がスポーツサイクルで空前絶後の盛り上がりを見せている──。
 2020年東京オリンピックのトラックレース、及びマウンテンバイクで激戦の舞台となる日本CSC、ロードレースのゴール地点に指定された富士スピードウェイは静岡県の施設であるし、伊豆半島がサイクルツーリズムのメッカとして人気を集めているのは周知のとおり。話題の太平洋岸自転車道は熱海、伊東を経て伊豆半島を1周し、静岡、浜松の海岸線を抜けて愛知県へ向かう。静岡県エリアは太平洋岸自転車道のいわばゴールデンルートだ。
 願ってもないようなスポーツサイクル普及の好条件が目白押し。静岡県の自転車政策が活性化しているのは当然のことだろう。まさに自転車まちづくりの絶好機到来だ。
 『BICYCLE21』では本号よりシリーズ企画「スマートシティ&モビリティ展望」を展開していくが、その第1回を飾る企画が「自転車県しずおか創生(PART1)」だ。2号連載で静岡県の自転車政策、まちづくり、スポーツサイクル普及の現状と今後の展望を探っていく。

松本情報工科専門学校 スポーツバイシクル学科 探訪
スポーツバイシクルを職業にしたいキミへ
 今年の4月、長野県松本市の専門学校に、ユニークな学科がオープンした。その名も「スポーツバイシクル学科」。現在日本にいくつかの自転車関連の専門学校はあるが、スポーツバイシクルを全面に出したこの学科は唯一無二。なぜ、スポーツバイクなのか? そしてこの学校で教えるスポーツバイシクル学とは? 全く新しい学科に集まってき学生たちは何を目指しているのか? そんな疑問をいだきつつ校門をくぐった。


最新号コンテンツ
 
特報 第33回ツール・ド・北海道
ザッカンティ(NIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネ)初制覇。初日にリーダージャージ奪取、そのまま首位キープ
NIPPO強し! 3賞独占で完全勝利
第1ステージ
ザッカンティ狩勝峠でアタックし、独走ゴール
第2ステージ
NIPPO、クイーンステージで完璧コントロール
第3ステージ
クレダー(チーム右京)、スプリント勝負を制覇
特報 文部科学大臣杯全日本大学対抗自転車競技選手権 2019インカレ
中央大、悲願の総合V(男子競技)
トラック5種目制覇し、ライバル校を圧倒

トラック
中央大、チーム一丸で栄冠奪取

“魂の走り”を貫いた添田イズムが見事に開花
ロードレース
【男子】武山晃輔(日大)V2

  ラスト500mで渾身アタック、意地のガッツゴール
【女子】福田咲絵(慶應大)2度目の栄冠
  最終周回の上りでスパート、池上を突き放す
【記者の眼】中央大、真っ向勝負で快進撃
ツール・ド・インドネシア
トマ・ルバ(KINAN Cycling Team)個人総合優勝と山岳賞の2冠! 難所の第4ステージで首位に立ち、チーム力で守り切る
シリーズ企画 
スマートシティ&モビリティ展望
自転車県しずおか創生 PART 1
静岡県の自転車政策、スポーツサイクル普及の現況
特集 サイクリングアイランド四国 PART 1
注目! 四国一周サイクリング1000kmルート
シマノ鈴鹿ロード
第36回シマノ鈴鹿ロードレース
今年も1万人のサイクリストが鈴鹿フルコースを疾走!
第36回シマノ鈴鹿ロードレースクラシック
オールイス(マトリックスパワータグ)がスパート合戦を制す!
OITAサイクルフェス!!! 2019
8/10 おおいた いこいの道クリテリウム
今村、窪木のアシスト受けて逃げ切り勝ち
8/11 おおいたアーバンクラシック
(UCIアジアツアー1.2)
力勝負制したトレンガヌ勢、椿が健闘の5位
2019ツール・ド・のと400
海あり、山あり、グルメあり。 800余名が楽しんだ能登半島・名物ツーリング
“e”モビリティ最前線
新時代の移動を切り開く電動モビリティの今
富山あいのかぜジェントルライド2019
富山湾の絶景とグルメを満喫!
CYCLE AID JAPAN 2019 in 猪苗代 MTB RIDE 磐梯山
元気に楽しく! 200余名がマウンテンバイクを満喫
Close-up
注目の「SV-5」(真田嘉商店)
スライド式開閉シャッターで快適な通気性をキープ!
スポーツバイシクルを職業にしたいキミへ
松本情報工科専門学校スポーツバイシクル学科探訪
連載・読み物・情報
  • 男なら勝負しろ 三浦恭資
  • 歴史に刻まれた名勝負 栗村修
  • こちらドクターカー 富和清訓
  • コムワン・こむつう・コムスリー 菊池津根徳
  • スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ 高村精一監督に聞く
  • 七回転ひねり ケニー・ヤマザキ
  • 北陸路サイクリングコースガイド 小林徹夫
  • 大地の風 石塚裕也
  • Jプロツアー 第15戦 群馬CSC 交流戦 9月大会/第17戦 第5回JBCF南魚沼ロードレース/第18戦 第53回JBCF経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ
  • メカニック魂 國本勝弘
  • レーススケジュール
  • 最新マーケット・サイクルショップ情報
    サイクルショップみなみ/たかはしサイクルセンター/アーバン・バイクス・ヴェロア/木谷サイクル/Pro Shop NAKAMURA/サイクリストマツザワ
  • RACE RESULT
  • News & Information
  • 編集後記、次号予告