BICYCLE21 WEB

　Countdown！2020 Tokyo Olympics

狙うは悲願の金

脇本、新田が吠える。梶原、橋本、長迫がゴールに迫る！

　日本自転車競技界は総力を結集して金メダルを獲りにいく。死力を尽くす！
　日本、いや世界中が新型コロナウイルスに振り回されているが、それでも東京オリンピックは遂に開催の方向で動きを加速させている。実施方法、開催スタイル、選手・観客のコロナ感染対策など決めなければいけないこと、やらねばならないことは山ほどあるが、大会を実施する以上は可能な限りの成果を上げねばならない。自国開催の大会で結果が求められるのは当然のことだろう。我が自転車競技もまったくもって例外ではない。
　メダルの輪郭が見えてきた有力選手は固く心に誓っている。
　俺は、私は絶対に“金”を獲る──。

　INTERVIEW

勝つ！　日の丸を揚げる！

東京オリンピック男子オムニアム代表内定
橋本英也
（チームブリヂストンサイクリング）

　日本中距離界のエースが東京オリンピック男子オムニアムでメダル奪取に立ち向かう。
　スクラッチ、テンポレース、エリミネーションで好位に付け、最後のポイントレースでトップに躍り出る！橋本英也（チームブリヂストンサイクリング）が描く栄光への方程式だ。
　運命の8月5日。エイヤは大歓声の中、伊豆ベロドロームで渾身の勝負を展開する。日の丸掲揚に向け、愛車「ANCHOR PRP」で総力戦にチャレンジする。

「Ｊプロツアーは原点に立ち返る。熱い走りで本物の選手を育てていく」

JBCF（一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟）
安原昌弘理事長

　2020年6月、火中の栗を拾うかたちでJBCF（一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟）の理事長に就任した安原昌弘氏。同氏は片山右京前理事長の後を引き継ぐかたちでJBCF、Jプロツアーの屋台骨を背負うことを決意、持ち前の反骨精神で連盟の再建に乗り出した。
「張りぼてチームではあかん。当連盟のJプロツアーは原点に立ち返って真剣勝負に徹しきる。世界に通用する本物の選手を育てあげる！」。男・安原は背水の覚悟をもって勝負の2021年シーズンに突入する。

　経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ

マンセボV　貫禄

僚友キンテロ、ホセを従えワン・ツー・スリー・フィニッシュ

　JBCF（全日本実業団自転車競技連盟）は10月11日、群馬県みなかみ町の群馬サイクルスポーツセンターで経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップを開催した。同レースはJBCFの最高峰として位置づけられるレースで注目を集めたが、結果はマトリックスパワータグが実力の違いを見せつけ、ワン・ツー・スリーフィニッシュし、団体優勝の証である深紅の輪翔旗を獲得した。
　個人総合優勝はフランシスコ・マンセボ。また、２位に入ったレオネル・キンテロは年間個人総合優勝を確定させ、ルビーレッドジャージを獲得した。

　特別企画　2021 ポータブル電源ガイド

電動時代になくてはならないオールマイティなミラクルボックス

ポータブル電源の威力を先取りせよ！

　携帯電話をメインに、パソコン、音響機器と私たちの日常は、ほぼ電気で動くモノにすべて依存している。その流れをさらに推し進めているのが、電動アシスト自転車に代表される電動モビリティの急速な発展だ。時と場所を問わず、電源を確保することはとりもなおさず私たちのQOLに直結している。そんな電動時代の強力な味方となってくれるのが、いま、市場を熱くしているポータブル電源だ！
　自転車ライフをさらに充実させ、上質なものにするためにミラクルボックスとの上手な付き合い方を探っていこう！